2019年6月30日からの日記

境界性人格障害の女が自分と向き合って生きてみます

9月19日-最近の話と、映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』

こんにちは。

まーた久しぶりの記事になってしまいました。

 

ここ最近、ブログ書きたいなあという気持ちはあれど、なかなか着手に至りませんでした。一応、「日記」を記すていで始めているし(タイトルもそうなっているし)、「日記かくか~」と日々を綴ればいいのでしょうが、、

日記書きたくね~~~~!!!!

日記を書きたくない。というより、今の自分の生活において記すとするなら「日記じゃないな」という感じです。

 

その日見聞きして面白かった映画や音楽、本のことを書きたいなと思いました。

 

ということで本日の日記は

映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』。

以下ネタバレ含みます。

 


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ミュージシャンを目指すも、薬物依存などで生活もままならず路上で暮らす主人公。

そんな主人公が猫(ボブ)と出会い薬物から離れ、ストリートミュージシャン、「ビッグイシュー」の売り子として活躍するというお話です。

 

主人公ジェームズがボブと初めて出会って、徐々に距離が近くなっていくのが見ていて癒されます。ジェームズははじめは路上生活×薬物の日なのですが、色んなことが重なってそういう生活をしています。なのでそもそも動物を邪険に扱ったりする人間ではない。でも、薬物が絶てるほど強くはない。

そんなジェームズがボブと過ごすうちに、もとから持ってる優しさに加えて精神的な強さも手に入れていきます。それは「ボブを守る」という約束のため。

 

最終的にジェームズは薬物を断つべくたいへんな治療へ取り組みます。ここのシーンは見ていて辛そうでしたが、ジェームズはボブを撫でたり、ときどきは八つ当たりしそうになりながら乗り越えます。もはや猫のボブはジェームズの子どもくらいの存在感がありました。近くにボブが居てくれなかったら、ジェームズはずっとダメだったかも知れません。

 

ジェームズの周りにいる人間が優しい。支援員のヴァル、ご近所のベティ。支援員は支援が仕事なので当然と言えばそうですが、福祉を仕事にしてるからって皆が皆真剣に、誠実にやってくれるとは限りません。ヴァルが最初からジェームズを信じているのがかなりジェームズの助けになりました。ジェームズが自分を信じるより先に、ヴァルが信じていたと思います。

ベティはヴィーガンの動物好き。ボブのことでジェームズに助言してくれたり、ジェームズのついていた嘘が分かってからも縁を切ったりしませんでした。嘘が分かって激高こそしましたが、絶縁までしなかったのが優しいなと思います。

 

最終的に、ジェームズも地に足のついた生活ができ、家族も認めてくれた・・・ような描写がありました。なんやかんやで家族も優しいね。なにをしても認めてくれない親だっていますから。

 

ちょっと実話をもとにといえ都合よくない?そんなうまくいくかね?と思うことはありましたが、

ボブ(猫)がかわいい!!!!!最高!!!!!

 

バスに乗り込んだり、道行く人にマフラーを貰うシーンは可愛くてたまらないです。

 

映画に登場しているボブは、実際のボブなのだそうです。

猫は自由気ままな生き物ですが、ボブは人の近くに居るのが好きなのでしょうね。

でも、もとは野良猫としてジェームズに出会いました。前の飼い主が酷い人で、逃げてきたのかも知れません。生まれたときから野良で、あんなに人に近づくようにはならないでしょう。

 

幸せのハイタッチ という副題の通り、ボブの特技はハイタッチ。猫パンチじゃなく。

それがもう可愛いんです。

年齢や性別問わず色んな人におすすめしやすい映画でした。